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次期中間処理施設とは |
昭和61年度に稼働開始しこれまで安全・安定操業を継続してきた印西クリーンセンターの老朽化に伴い、次期中間処理施設(ごみ焼却施設及びリサイクルセンター施設で構成する新クリーンセンター)の整備を進めています。
施設の移転先は、平成25年度に実施した候補地の公募を経て、平成28年度に締結した整備協定書をもって吉田地区に決定しました。
■ 位置図
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次期中間処理施設について |
■ 整備基本方針
(1)地域住民等の理解と協力を確保する安全・安心な施設整備
・吉田地区及び周辺の自然環境と調和した施設整備を図る
・地域住民の理解と協力を確保し、安全・安心な恒久施設となり得る施設整備を図る
(2)循環型社会形成と地域活性化の拠点となる施設整備
・循環型社会形成を目指すことと併せ、ごみの持つエネルギーを最大限に活用した地域へのエネルギー供給、雇用創出を図る
・地域の特性や資源を生かし、地域活性化に寄与するほか、大規模災害時には避難・救護のための防災拠点の役割と災害廃棄物を迅速に処理する復興拠点としての役割を果たす施設としての整備を図る
(3)経済性と高度なシステムの両立を目指した施設整備
・効率かつ経済性を考慮した最新技術の導入を図る
・施設整備から運営に至る全段階において経済性に配慮した検討を行い、最適な事業方式の選定を図る
■ 施設概要
事業名 |
(仮称)印西クリーンセンター次期中間処理施設整備事業 |
建設場所 |
印西市吉田地先 |
敷地面積 |
約2.4ha |
稼働開始年度 |
令和10年度 |
事業方式 |
DBO(Design-Build-Operate)方式 |
処理方式 |
ストーカ式焼却炉 |
処理能力 |
約156t/日 |
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地域振興策について |
■ 計画概要
移転先の地元町内会である吉田区の地域振興については、吉田区との対話協議を継続しながら地域振興策基本構想に掲げた「理想・目的」と「地域に求められる将来像」の達成を目指していきます。
■ 全体構想
地域まるごとミュージアム構想
〜地域の元気と来訪者の笑顔があふれるまちづくり〜
■ 理想・目的
多様な地域資源と次期施設(新クリーンセンター)から供給されるエネルギーを活用しながら、地域全体を対象とした最適なハード整備・持続可能なソフト施策を計画的に展開し、地域が持つポテンシャルを最大限に引き出すことにより「暮らしやすく持続できる快適なまち」「訪れたい魅力あるまち」「次世代に残したい里地里山」の具現化を図る。
■ 地域に求められる将来像
次期施設(新クリーンセンター)を恒久的な施設として位置付けた際、今後の社会情勢がどのように変化しようとも変わることのない「誰もが持つ普遍的な価値観」を重視すべきと考える。
1)周辺住民が安定的に経済的な恩恵を受けることが可能な「収益スキーム」を構築すること。
2)「賑わい」が創出されること
3)「雇用」と「就労」の場が創出されること
4)「農業振興」が図られること
5)里地里山の「景観維持」が図られること。
6)対外的及び次世代に対し「誇り」を持てること
7)持続可能性が図られること
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